植物の病気 Feed

2010年2月21日 (日)

バラと癌腫病と挿木

ちょっとおもしろい検索をかけてきた方がいましたので一言。
癌腫病はウイルス性の植物の感染症です。感染経路は土と言われていますが水です。
水の流れによって羅病すると考えられますが、バラ科が罹る病気とは違い、これはカビではなくウイルスだということです。
感染するとバラの細胞のDNAを書き換えます。ですので、当然株全体が羅病することになりますが、このウイルスは根にその病原体を発症させます。ですので、枝にできることは稀ですが、傷ができていると罹りやすいようです。
この仕組みから行くと、羅病したものをもったいないからと、挿し木をすれば当然その挿し木苗もいずれは羅病します。私も知らないでやった物の中にやはり羅病したものが出ました。
残念ですが、羅病したものは速やかに処分するほうが望ましいようです。
本当に植物の癌ですので、治ることはありません。

2009年4月12日 (日)

バラの褐斑病について

この時期、バラはベト病に悩まされることがあります。本来施設栽培で発生していたのですが、近年は露地でも発生するようになりました。
ベト病の予防にはジマンダイセンが使えます。この時期の散布は有効です。我が家でも出ておりました。ベト病もほっておくと枯れますので、薬剤散布が必要です。バラに適用があるのはジマンダイセン水和剤とステンレスしかありません。
さて、表題の褐斑病ですが、聞いたことがあるとは思うのですが、バラではあまり気にされていない病気ですが、実はこれが、ガン腫病以外では一番恐ろしいかもしれません。
あっという間に落葉して枯死します。私は数年前これが分からず、大事なバラの半分を失いました。意外と知られていない怖い病気です。当然、治療方法もあまり知られていません。
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お宅のバラ、こんな葉がありませんか?ほっておくとバラは枯れます。この葉はすでに治療済みの葉で、このバラは現在経過観察中です。
さて褐斑病の対策方法ですが、ごく普通に市販されている薬剤を使います。ダコニール1000です。ただし、本来はこの薬剤はバラに適用があるのは散布のみですが、そんなことは言ってられません。ダコニールの利用法には土中潅注というのがあります。他の植物にはベト病や褐斑病ではこの潅注のやり方が出ています。これを応用した治療法です。
特に難しいことはありません。規定の1000倍に希釈した水を、水やりと同じに灌水するだけです。鉢の下から水がでるくらいにします。
不思議に褐斑病は、地植えのものではあまり出ません。もし出たら同じように灌水すればよいと思います。地植えのほうが確かに強いですね。
灌水したら一週間ほど観察します。ほかの葉に広がらなければ、治療できたと判断します。もし広がっているようでしたら、一週間を待たなくても、もう一度灌水します。まずは2回で治ると思います。治るとこの葉は落葉します。あるいは残ることもありますが。いずれにせよ再発もありますので、同様に対処します。あとは治ったらケアですが、有機質の肥料を与えてください。薬剤の潅注と一緒に有益な菌が死滅していますので、復活させる為です。なお、薬剤灌中した後は普段通りに水をあげて大丈夫です。
この方法の習得で、我が家のバラは褐斑病で枯れることがなくなりました。ですが、まだまだ枯らすことがあり、原因が分からないことも。小さい挿し木苗で買った場合などよく枯れます。このときって、結構レアものが多かったりする。
植え付ける時の土が悪いのかもしれません(肥料過多かもしれないと思う)。いずれにせよ今度植え付ける時は用土を変えてみます。
後は、一つこの症状があると、近くのバラは全部かかっていると思ったほうがいいです。ですから、結局はすべてのバラに薬剤潅注をすることになってしまいます。でも、この辺は様子を見ながらでもいいのかもしれません。今回、私は本当に隣り合わせにあったバラのみしてあります。あとは様子観察です。

2009年4月 6日 (月)

そろそろ第一回目のバラの薬剤散布の時期かな

今日は仕事なのですが、来る前に、朝見回ったところ、少しベト病らしい症状のある葉を見つけました。アブラムシは脂肪酸グリセリド乳剤(サンクリスタル)でやったのですが、しぶとい生き残っているものもいました。こいつは窒息死させる代物で、うまくかからないと生き残ることがあります。
さて、まだやっと葉が出てきたところではありますが、そろそろ対処しないと、私の庭はこの時期ベト病が出ます。これが出ると次は褐斑病がでます。毎年退治しているのですが、やっぱり出てしまいます。ですので、第一回目の薬剤散布を近々行う予定です。
今日が旧暦の3月11日若潮ですので、新暦で9日から12日くらいが大潮となり、ベストとなります。明日が中潮に入るので、明日でも出来ます。
殺菌剤と殺虫剤を混合して撒く予定です。寒暖の差が激しいと必ずベト病は出ます。それとうどん粉病もですが。予防策をとってゆくほうが、農薬の回数も減ります。
実は室内に入れておいたバラにはこの症状が出てしまってひどいことになっているのですでに散布済みです。これからは観察で見回ることが多くなりますね。
今月の終わりの週か前の週にはポポーが開花するかと思います。またいそがしくなります。

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