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2015年5月16日 (土)

2015庭に咲くバラ5 〜ノイバラについて〜

日本にはノイバラという原種バラがあります。性質は強くどこでも栽培が可能です。大きくなることもありますが、ノイバラは個体によって性質が異なるものが多くあります。
ノイバラというとトゲが多くてというイメージもありますが、実はトゲがないものもあります。逆に鋭いトゲを持つものもあり、さらにトゲのつき方にも各種の変異があります。枝の左右対称につくもの、交互につくもの、隣り合わせにつくもの、さらにトゲの方にも特徴があります。真っ直ぐなトゲ、鉤爪のように曲がったトゲ。分厚いトゲ、細いトゲ、それらが複雑に微妙に混ざり合い、面白い変化ある個体があります。
さらに木の性質として、柔らかいしなやかな枝を伸ばすもの、固く真っ直ぐな枝を伸ばすもの。ちなみにスタンダード用に適しているのは固く真っ直ぐな枝を伸ばすノイバラが適しています。それらが全てが組み合わさって独自の個体を作り出しています。庭に植えたいのはやはりトゲのないものですが、実はノイバラは枝が変異することがありますので、時折トゲなしの枝からトゲが出ることもあります。
さてノイバラは多くの枝が伸びて花が群れて咲くととても綺麗です。できれば剪定をしないほうがとても綺麗です。ですが、庭ではそんなことはなかなかできませんよね。管理としては通常の一季咲きのつるバラと同等に扱えば何とかなります。

Img_0665花の色にも少し違いのあるものが存在します。こちらはピンクになることがあり、個体的にはごく稀です。その濃さもいろいろですが、さすがに濃いピンクや赤はありませんので、ノイバラとしてお店で売っていたらそれは偽物です。

Img_0643

Img_0657これが通常のノイバラの花です。真っ白て清廉な美しい花です。群れて咲くとさらに野性味があり、現代バラにはない独特の香りが漂います。

Img_0642

Img_0646上の2枚は同じ個体の花の写真です。いかがですか?これが稀に出現するピンクののったノイバラです。さらに下の写真のように薄く現れるものもあります。個体差によるものです。これは偶然にも私が見つけた2個体です。通常のノイバラは日向で花が咲くと綺麗ですが、ピンクのものは少し日陰くらいのが艶やかになります。

Img_0655いかがでしょうか?これ以上のものは私も見出していません。またこのように写真に撮られることも稀かもしれませんね。上2枚の写真の個体は地植えになっています。3枚目のものは鉢植えになっていますので、今度は地植えにしようと考えています。




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