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2009年10月

2009年10月31日 (土)

ポポーと中毒について

アクセス記録を解析していましたら、面白い検索をかけてきた人がいるのでちょっと一言。
タイトルにあるようにポポーと中毒についてらしいのですが、ポポーの熟した実には毒はありません。ただ、ポポーの性質(バレンシア科)から、その枝葉には中毒を起こす成分が含まれていますが、人間には有効ではありません。
その成分はアセトゲニンと言います。難しい事はわかりませんが、こんな説明がありました。

「バンレイシ科アセトゲニン類は,抗腫瘍,細胞毒性,免疫抑制,殺虫,昆虫摂食阻害,抗寄生虫などの様々な生物活性を示す」

だそうです。よくわかりませんが、アメリカでは天然殺虫剤としての研究がなされているそうで、その成分は動物にはほとんど害をなさないそうです。逆に抗がん剤としての研究もなされているようです。確かに、ポポーの葉を食べる奴もいますが、ほとんどが食い荒らされるという事もなく、きれいなまま秋には落葉します。よく抵抗性のある虫が、化学殺虫剤を使うと出現しますが、このアセトゲニンでは、出現する可能性がほとんどゼロに近いそうです。
まあ、ポポーの剪定した葉や枝から殺虫剤を作ることもやっているようですね。人間や動物には無害と言ってもいいようですが、むやみに口にしないという事は園芸では必須です。

まあ、ネイティブオブアメリカンも昔から口にしてきたものです。実を食べたからと言って中毒になるとは思えませんね。げんにたくさん食べている私は生きています。
ポポーの葉には殺虫成分がある事は栽培を始めた時から知っていましたが、改めて調べてみると面白いですね。ポポーはほんと手がかかりませんから。

あと、面白いのは豆、これは生のまま食する生活を続けると、死に至ります。豆の毒性成分は体内に蓄積されますので絶対、生では食べないように。まあ、豆は生で食べる人はあまりいませんよね。でも、世界は広いもので、生で食べる種族がいたそうで、その種族は短命で、部族全員が同じ病気だそうです。彼らはその生活をいまだ変える事はないようですが。

秋のバラは?

我が家のバラはあまりにも剪定が遅かったせいか、なかなか咲きません。というか、黒星病が蔓延していてそのためかもしれません。でもきれいに咲いているものもありますので、ちょっとだけ紹介します。

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バラの状態がわかってしまうので、見せたくないん気持もあるのですが、とりあえずこれはエンジェルフェイスです。花にウエーブがかかり、香りも中程度。なかなか素敵なバラです。

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これはイングリッシュローズのエグランタイン(マサコ)ですが、春の花とは形が変わってしまいました。うーん、あまり生育が良くなかったせいかもしれません。

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我が家でも古い部類に入るバラで、ロサ・キネンシスのブッシュタイプ。
ロサ・キネンシスは種類がいくつかあるようで、中国では一季咲きの一重の原種があり、これが基本種であるとされています。

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ウイスキーマックです。花色がなんともいいです。香りはありません。

このくらいですが、それなりに咲いています。でももう少しでおしまいですね。ほんとちょっと楽しめただけです。

それと、夕顔ですが、なぜか元気に花を咲かせています。朝顔系はすでに終わっているのですが、なんか涼しくなったら、たくさん咲くようになりました。
それとこんなものも咲いています。
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お分かりのように、もう寒いので、室内に取り込んだハイビスカスです。いま4本あるハイビスカスに玄関を占領されています。本当なら休眠させるために剪定をしてしまうのですが、まだやっていません。ですからつぼみが出てきて咲いてしまいます。もう少し余裕ができたら剪定しようと思います。

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桜です。この時期に咲くといえば、10月桜ですね。ですが普通は葉が落ちてから、咲くように思っていたのですが。確か寒い時期にもう一度咲くように記憶しているのですが。
いま調べたら、いくつか種類があるようです。我が家にある、この桜は十月下旬頃から一月頃までポツリポツリと咲くようです。

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これおわかりですか?綿です。実は綿花もやっていたのですが、花は撮る機会がありませんでした。まだやっと実がはじけてきたところで、これからもっとはじけると思います。このように綿に包まれた中に、種が四個ほどあります。部屋は四つに分かれていますので、綿の塊が四つとれます。残念ながら今年はうまく生育したものが一本しかなく、あまり採れないようですが、来年の種はこれで採れました。以前もたくさんやっていたのですが、できた綿は子供たちが、学習の教材でクッションを作った時に利用されました。

2009年10月22日 (木)

ノイバラの実

お待たせしました。ノイバラの実も、寒くなったので色付いてきました。本格的な秋で、だんだんと寒くなってゆきます。我が家のぽぽーは早々に葉を落とし始めました。山ではだんだんと紅葉が濃くなりだし、冬の準備を始めています。
田んぼでは、稲刈りが終わったところ、これから行うところと、収穫の喜びが見えるようです。

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たわわに実ったノイバラの実です。初めのものはスタンダードになっているノイバラで、私が遊びで作ったもので、結構幹が太くなってきました。
前の記事でも書きましたが、日本ではこの種を蒔いて、台木を作ります。
台木でやるメリットは、バラの成長が早い事。デメリットはガン腫病などが出やすい事だそうです。最近ではガン腫病に強い台木も選別されているようですが確かK1とかいう名前が付いていたようでした。
ついでにもう一つですが、接ぎ木で増やされたバラは、寿命が自根のものより短いそうです。自根のものには100年200年と長く咲き続けるものが多いそうです。アメリカでは、接木された苗を購入して、ある程度育てて、挿し木してそれを2~3年育ててから、庭に植えるのが一般的なスタイルだそうです。
挿し木したものは生育が遅く、3年ほどは鉢で管理し、ある程度大きくします。挿し木は3年ほど過ぎると急に成長し始めます。
品種によっては、挿し木では発根し辛いものも多いのですが、たいがいは着きます。発根し辛いものは数多くやることで、活着率を上げればよい事です。

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これはノイバラと似ていますが、オヤバラ(ツクシイバラの系統かもしれない品種群)の実です。ツクシイバラの系統と思われるもので、現在市場に出回っているものは11種程あり、我が家ではそのうち10種を保有しています。市場に出ていないものには2種ほどあり、ぜひ欲しいものですが、どこかにないですかね。この品種群はバラとして取り扱われることは少なく、どちらかと言うと山野草扱いです。日本の原種バラは山野草扱いが多く、タカネイバラや、オオタカネイバラ、カラフトイバラ、ハマナスなども、みんなそうです。最近はその価値に少しはバラの愛好家も気づいてくれているようですが。

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少しピントがずれましたが、ロサ・グラウカの実です。葉が落ちてしまったのですが、いわゆる銅葉です。他のバラとは葉の色が違い目立ちますね。

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我が家に存在するロサ・カニナ。これも毎年大きな実をつけます。ドック・ローズとも呼ばれていますが、ローズヒップとしては、これを使う事がほとんどです。日本ではハマナスを使うようです。ノイバラは営実と言って便秘薬などに使われます。

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これは我が家にタカネイバラと称して居座っているバラの実です。なんか違うような気がするやっぱり。山歩きをして植物を観察している人の写真を見ると、タカネイバラの実がまるで違います。ただ、西と東では固体が違うかもしれない事、また地域によって変化がある事も書かれていましたが、それはわかる気がします。

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これもピンボケになりましたが、こちらはタカネイバラの系統をひく、富士山系で発見された、茜富士です。こちらは確かに実の形はタカネイバラですし、とげの生え具合も良く似ています。また咲いた花も同じでした。

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これはロサ・エグランテリア。スウィートブライヤとも呼ばれます。葉には香りがあり、ちょっと青臭いリンゴのような香りです。勢いの良い時はその葉にはちょとベトつきがあります。

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こちらは、テリハノイバラの実です。ちょっと楕円形で、ノイバラとはまた違った形なのがお分かりでしょうか。これは勢いがよく、お庭に余裕のない方はやめた方がいいです。
我が家では6メートルくらいつるを伸ばします。地を這うように伸び、そこから根を張りますので、恐ろしい事になります。

もう大分寒くなってきたのに、なぜか夕顔がまだ咲いています。
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そしてカンナも咲いていますが、もう少しで終わりになるかとも思います。
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バラもぽつぽつと咲いてはいるのですが、今年の秋バラは人にお見せできる状態ではありませんでした。管理不足で、葉が落ちで丸坊主状態ですので。それと、今年は枝枯れが多く困っています。勢いよかったものまでは枝が丸ごと枯れたり、変な状況が続いています。
大事にしているものほどその傾向が強い?

2009年10月12日 (月)

ノイバラの実

ノイバラの実が赤くなり始めました。ほかの原種バラもすでに実は赤いのですが、ノイバラの実は小さくたくさんつけているのでとてもかわいい感じがします。もう少し色づいて着たら載せてみます。ハマナスはぼとぼとと実を落としています。ロサ・カニナ、ロサ・エグランテリア、カラフトイバラ、茜富士、タカネイバラなどもすでに真っ赤になっています。

さて、ノイバラの種の採取時期を調べてよってくださっている方がいるようですので、書き留めておきます。
ノイバラの種の採取時期は12月頃からです。できれば実が熟すのを待って柔らかくなってからの方が無難です。
ですが、この頃になると小鳥に実を食べられてしまいますので、お早めに。
もし採取した種を蒔くおつもりなら、果肉を良く取り水洗いします。種についている繊毛は、発芽阻止をする役目をしています。水洗いすることでこれを取り除きます。
蒔く時期ですが、室内なら縁側など暖かいところにおいておけるのならいつでも。外で管理するなら、2月ごろ。外でもいいのですが、種が霜で浮き上がらないように鎮圧してください。面倒でないのは外ですね。寒さにあてて発芽を促すほうがいいかもしれません。
蒔くのはプランターやセルトレー、ポット、育苗箱など何でも結構です。芽が出て本葉が展開したころ、丁寧に掘り上げ、ポットへ一本づつ植え替えします。そのままポットをかごに入れて栽培するものよし、根を張らせて畑や空き地に植え付けして大きくする方法もあります。
この場合は芽継ぎをすることを想定して植えつけます。芽継ぎは台木の枝が出ているその下に芽を張り込むやり方です。その畑のままやることになりますので、畝を高めに作り、作業しやすいように行います。この作業は9月頃からできます。活着して芽が伸びだしたら上部のノイバラは切り落としてしまいます。
接木でしたら、その年の冬に堀上して、根を切りそろえて台木とします。一回で、できる範囲で掘り起こすことが大事です。

2009年10月11日 (日)

きつねを見ました!

園芸とは関係ありませんが、今日職場で、何気なく外へ出て景色を眺めていましたら、そばによってくる茶色の生き物を見つけました。
おや?迷い犬かなあ?と思っていましたら、その生き物、どこかでみたような・・・・。
よくよく見ると尻尾は太くてふさふさで、犬よりもとがった顔つき、きつねだ!びっくりでした。
そのきつねは人をあまり知らないのか、驚いて逃げる様子もなく近寄ってきましたので、私のほうがあわてて玄関へ飛び込みドアを閉めてしまいました。
ドアはガラスでしたのでよく見ていましたら、中に入りたかったようですが、入れないのでしばらくうろうろしてやがて去って行きました。
当然近くにいたものも見てびっくり。こんな近くで見るのは久しぶりでした。まだ巣離れをしたての様子で、あどけなさの残ったきつねでした。

山にいると、ホントおかしなことに出合うものです。最近イノシシも多く、被害が出ていますし、サルも出るようになり、山がおかしくなっているようです。
でも本当のきつねは怖いですよ。牙をむき出して威嚇します。私は捕獲されたものを見ましたが、野犬狩り用の檻なんか折り曲げてしまいます。

こんかいのきつねは、餌付けすれば来る感じでしたが、それは自然に反しますね。それだけちょっとかわいいきつねでした。携帯のカメラで撮ればよかった!

2009年10月 6日 (火)

ちょっと庭のことではないのですが。

今日は庭のことではないのですが、仕事場で見つけた花を紹介します。きれいに撮れていませんが、どうもレンズが汚れていたようです。

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野紺菊です。孔雀草と似ているのですが、孔雀草は葉がもっと細く、アスターなどの仲間です。野紺菊も、まあ同じですが。これには地域差があるようで、もっと濃い紺色などもあるようです。

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もう花は終わりになっているはずの、葛の花がひっそりと咲いていたので撮りました。群れて咲くととても紫の色がきれいで、また香りもあります。つる性の植物で、この植物の肥大した根から採るでんぷんをくず粉といいます。

今年は、栗もいただき、なんとアケビもいただき、秋を満喫できました。
我が家の蓮の実ですが、そろそろ首を傾けて落ちるだろうと思っていましたが、先週いきなり曲がりなんと種は行方不明になりました。でも3個だけ回収でき、後は水中に没したようです。

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意外と小さかったです。依然、蓮の実をいただき発芽までさせたことがあるのですが、植え付けも、大きくならずに枯れてしまった事がありました。今年はこれを発芽させてみようかともくろんでおります。
蓮の実はとても硬く、発芽するには殻に傷をつけてやって、芽がでやすいようにしないとだめなんです。サウンドペーパーややすり等で殻を削ってやると、発芽しやすくなります。
削った種を水を張ったビンなりに入れておくと、やがて発芽をします。これがまた不思議なんです。
まあ、やるようでしたらまた載せてみますね。

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    我が家にある原種バラの写真。原種はとても繊細で、園芸種にない趣があります。自然の美しさがそこにはあります。

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