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2009年4月12日 (日)

バラの褐斑病について

この時期、バラはベト病に悩まされることがあります。本来施設栽培で発生していたのですが、近年は露地でも発生するようになりました。
ベト病の予防にはジマンダイセンが使えます。この時期の散布は有効です。我が家でも出ておりました。ベト病もほっておくと枯れますので、薬剤散布が必要です。バラに適用があるのはジマンダイセン水和剤とステンレスしかありません。
さて、表題の褐斑病ですが、聞いたことがあるとは思うのですが、バラではあまり気にされていない病気ですが、実はこれが、ガン腫病以外では一番恐ろしいかもしれません。
あっという間に落葉して枯死します。私は数年前これが分からず、大事なバラの半分を失いました。意外と知られていない怖い病気です。当然、治療方法もあまり知られていません。
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お宅のバラ、こんな葉がありませんか?ほっておくとバラは枯れます。この葉はすでに治療済みの葉で、このバラは現在経過観察中です。
さて褐斑病の対策方法ですが、ごく普通に市販されている薬剤を使います。ダコニール1000です。ただし、本来はこの薬剤はバラに適用があるのは散布のみですが、そんなことは言ってられません。ダコニールの利用法には土中潅注というのがあります。他の植物にはベト病や褐斑病ではこの潅注のやり方が出ています。これを応用した治療法です。
特に難しいことはありません。規定の1000倍に希釈した水を、水やりと同じに灌水するだけです。鉢の下から水がでるくらいにします。
不思議に褐斑病は、地植えのものではあまり出ません。もし出たら同じように灌水すればよいと思います。地植えのほうが確かに強いですね。
灌水したら一週間ほど観察します。ほかの葉に広がらなければ、治療できたと判断します。もし広がっているようでしたら、一週間を待たなくても、もう一度灌水します。まずは2回で治ると思います。治るとこの葉は落葉します。あるいは残ることもありますが。いずれにせよ再発もありますので、同様に対処します。あとは治ったらケアですが、有機質の肥料を与えてください。薬剤の潅注と一緒に有益な菌が死滅していますので、復活させる為です。なお、薬剤灌中した後は普段通りに水をあげて大丈夫です。
この方法の習得で、我が家のバラは褐斑病で枯れることがなくなりました。ですが、まだまだ枯らすことがあり、原因が分からないことも。小さい挿し木苗で買った場合などよく枯れます。このときって、結構レアものが多かったりする。
植え付ける時の土が悪いのかもしれません(肥料過多かもしれないと思う)。いずれにせよ今度植え付ける時は用土を変えてみます。
後は、一つこの症状があると、近くのバラは全部かかっていると思ったほうがいいです。ですから、結局はすべてのバラに薬剤潅注をすることになってしまいます。でも、この辺は様子を見ながらでもいいのかもしれません。今回、私は本当に隣り合わせにあったバラのみしてあります。あとは様子観察です。

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コメント

薔薇の病気・・・奥が深いですね。大変に参考になりましたです。

バラの病気もいろいろあるのですね。
昨日見てきた限りでは、バラの新芽は元気に大きくなっていましたが、これからは葉の様子をよくチェックしなければとおもいました。

同じ症状で困っていました。大手のバラ販売店に写真を見せたところ「病気ではない。窒素過多が原因」との事でしたが、猛烈なスピートで次々に感染していき、苗全体に広がってしまいました。
具体的な対処法が分からなかったのですが、参考にさせて頂きました。

バラでのこの病気は意外と知られていません。私は窒素過多などにしたことはありませんし、バラ全体に広がったので、間違いないと思います。
大手販売店(販売店はあくまで売るだけですから)より、バラ園の方のほうが、よく知っているようですよ。

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